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花粉症

花粉症は日常生活にも影響

花粉症は日常生活にも影響

花粉症は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが続く、つらい症状です。

このような症状が続くことでストレスが溜まり、思考力が低下したり、集中力が持続しないなど、QOL(生活の質)が低下して勉強や仕事、家事など日常生活にも影響が起こる場合もあります。


花粉症は寒(かん)の停滞

花粉症は寒(かん)の停滞

花粉症は粘膜のトラブルと言われます。

人体の内側は、鼻粘膜を始め、咽喉頭・気管・気管支などの呼吸器粘膜、口腔・食道・胃・腸などの粘膜はすべてつながっています。とくに腸の状態が悪くなると粘膜にトラブルが起きて、その症状のひとつとして花粉症を引き起こすようです。

中国伝統医学では、冬から春に季節が変る時に身体の機能のスイッチの切り替えがうまく行かず、皮膚の表面に寒が停滞しているため、津液(気血)の流れが悪くなり鼻粘膜、目の粘膜などに炎症がおき、鼻水・くしゃみ・目がかゆいという症状があらわれと見立てます。

冬から春の季節の変わり目に寒さの影響を受けて、五蔵(肝・心・脾・肺・腎)の肺と脾の働きが弱くなっているので、気血をめぐらす肺・大腸、津液を作る脾・胃の働も活発にするために、ツボに鍼で微細な刺激を与え、さらに灸で身体を温める治療をします。

そのことによって寒(かん)が取り除かれ、花粉症の症状をやわらげることができます。


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